ローファットダイエットは3大栄養素の内「脂質」を制限してダイエットする方法です。
炭水化物(糖質)を食べることができるので、お米や麺類が好きな人は向いているダイエットと言えます。
また、脂質を抑えるため「コレステロール値」の改善が期待できたり食費が安くなったりとコスパがいいダイエット方法です。
しかし「ローファットといっても何を制限すればいいの?」といった疑問もあるかもしれません。
そこで、本記事ではこれからローファットダイエットを始めようと検討している方向けに。
現役のパーソナルトレーナーがローファットダイエット中に「食べてはいけないもの」をご紹介致します。
失敗しないためにも、本記事をブックマークして、いつでも見返せるように保存して活用してみてください!
目次
ローファットダイエットの基礎を教えて!
ローファットダイエットは「脂質」を制限して行うダイエットです。
以下の通り、他の栄養素に比べ1gあたりのカロリーが低いため、脂質をカットするだけで1日のお食事のカロリーが減少するため取り組みやすいダイエットと言えるでしょう。
炭水化物(糖質) | 1gあたり 4kcal |
タンパク質 | 1gあたり 4kcal |
脂質 | 1gあたり 9kcal |
一般的にローファットダイエットは、1日のお食事内容を「炭水化物55~60%・タンパク質25%~30%・脂質10%~15%」のバランスに調整して体脂肪を落とします。
例えば、1日に必要なカロリーが「2,000kcal」だった場合「脂質」は1日「200kcal~300kcal」グラム数で換算すると「22.2g~33.3g」となります。
※ダイエットするために必要な1日のカロリーは個人差があります。
成分表をよくチェックして、1日の脂質量がオーバーしないようにご注意ください。
なお、より詳しくローファットダイエットについて知りたい方は「【保存版】ローファットダイエットとは?やり方・PFC・効果を徹底解説」も併せてご覧いただき、ダイエットに活用してみてください。
ローファットダイエットで食べてはいけないもの7選
「ローファットで食べてはいけない食材はなんですか?」
こうした疑問にお答えしていきます。なお、ここではざっくりと注意したい食材を紹介しました。参考になれば幸いです。
①揚げ物
お弁当屋さんを覗けば必ずあります「唐揚げ弁当」や「とんかつ弁当」カラッと揚げられた揚げ物は食べ応えも満足感も高いですが、ローファットダイエット中は避けたい食べ物の一つとなります。
例えば、唐揚げを3つ食べれば、およそ「300kcal(脂質27g)」とんかつであれば「460kcal(脂質36g)」1日分の脂質をいとも簡単にオーバーしてしまいます。
また、揚げ物は酸化した油のため「飽和脂肪酸」が多く含まれ、肥満や脂質異常症の原因となってしまいます。
揚げ物は、健康のためにも注意したい食材です。
②ポテチなどのスナック菓子
スナック菓子もまた「脂質」が多い食品です。
ポテトチップスなどのスナック菓子を1袋食べるとご飯2杯分に相当する種類もあるほど高カロリーな食品です。
近年では、ノンフライスナック菓子も販売されていますが、平均的に「5g~15g」程度の脂質は含まれているためローファットダイエット中は避けましょう。
③菓子パン
コッペパン、メロンパン、チョコパンなど、パンに砂糖や油脂を多く使用している菓子パンは注意してください。
お客様の中には、ダイエット始める前「朝食に菓子パン一つだけ」の様な食生活をずっと続けられている方もいらっしゃいました。
手軽で安い菓子パンですが、ローファットダイエットの大敵です。
しかし、パンの中でも「ベーグル」や「全粒粉パン」はローファットダイエット中でも量に注意しながら食べられます。
ベーグルは、焼く前に茹でるという特殊な製法で作られ、バターや卵などの脂質を含む調味料や食材を使用しないので低脂質な食材となります。
また全粒粉パンは、小麦の外皮の部分を取り除かずに挽いたもので精製され、GI値が低いためダイエット中でも食べられます。
④ケーキやマドレーヌなどの洋菓子
洋菓子には基本「バター」や「生クリーム」を使用しており、脂質が高くなっています。
また、砂糖も多く使用されているため血糖値も急上昇しやすくダイエットの大敵です。
どうしても食べたい場合は、ダイエットの終了後の楽しみにできるといいですね。
⑤霜降り肉などの脂が多いお肉類
肉類はタンパク質も豊富でダイエットに効果的な食材ですが、脂がのっているリッチなお肉は脂質を多く含みカロリーが高くなってしまいます。
そのため、召し上がる際は以下の様な肉類を選べると嬉しいですね。
- ヒレ
- もも肉
- ロース
- 鶏もも肉
- 鶏むね肉
⑥高脂肪の乳製品
バターやチーズ、牛乳には脂肪分が多く含まれています。
例えば、グラタンやチーズを使った料理。クリーミーな食べ物にはご注意ください。
どうしても使用する際は「低脂肪牛乳」や「カッテージチーズ」などは脂質が低いのでオススメです。
一方で、ローファットダイエット中は脂質を抑えて「高タンパク質」な食事を摂り代謝を高めて瘦せていきます。「【タンパク質編】ローファットダイエットにおすすめの9つの食材とは?」をご覧いただき、ダイエットに活用してみてください。
⑦ラーメン
ラーメンは豚骨や背脂などの「脂質」が多く含まれています。
二郎系ラーメンや家系ラーメンは特に注意が必要です。
外食や付き合いなどでラーメンを食べなければならない際は比較的脂質の少ない「中華そば」や「塩ラーメン」を食べましょう。
ローファットダイエット注意点|必須脂肪酸は健康のために摂取しよう
これまで、ローファットダイエットで「食べてはいけないもの」をご紹介してきました。
脂質を制限して痩せていくダイエットと選ぶべき食材をご理解いただけたかと思います。
しかし、健康的にダイエットをするためには「良質な脂質」も最低限は取らなければいけません。
なぜなら、脂質はホルモンの材料や細胞膜の主成分としてダイエットをサポートしてくれる働きもあるからです。
特に「必須脂肪酸」と言われる脂質を意識的に摂取しましょう。
「必須脂肪酸」は人体が体内で合成できない特別な脂質です。
その中に含まれる「n-3系脂肪酸(オメガ3)」をよく含む以下の食材は次の種類があります。
- サバ、いわしなどの青魚
- まぐろ
- アボカド
また「あまに油」にも多く含まれており、今では「あまに油入りドレッシング」なども売っているので是非用意しておきたいところです。
より、ローファットダイエット中に摂るべき脂質源について知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。
ローファットダイエットで体重が減らないときは?
ローファットダイエットで食事にも気を使っているけど体重が減らない…
その場合、何らかの原因が必ずあります。
例えば、ローファットにしていても摂取カロリーがオーバーしている、糖質を減らしてタンパク質ばかりの食事になっているなどが挙げられます。
SNSやYouTubeなどで成功している人のまねをするだけではうまくいきません。
ローファットダイエットで、体重が減らない場合の原因と対策を以下の記事にて詳しく解説しています。併せてお読みいただきダイエットの成功率を高めていきましょう。
ローファットダイエットでは「食べていけないもの」をしっかり覚えましょう!
本記事では、ローファットダイエットで気を付けたい「食べてはいけないもの」を紹介しました。
ダイエットは正しい知識持って行えば必ず成功します。
特に生活習慣病を気を付けたいと考えている方にはローファットダイエットはオススメです。
当ジムでは、無理のないダイエットを専属のトレーナーがマンツーマンでサポート致します。
リバウンドをせずに、健康的にダイエットしたい方は、是非無料カウンセリングにお問い合わせください。
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この記事を書いた人
Zoe パーソナルトレーナー 知花 和輝 某大手パーソナルジムにてトレーナー、マネージャーを経験。カウンセリングやセッション500人以上のお客様のダイエット・ボディメイクを並走。趣味は筋トレと読書。体に関する悩みを解決するための情報を中心に発信します。 |
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