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お酢 ダイエット 効果

お酢に含まれた驚きのダイエット効果|選び方・実は寝る前にもオススメ!

お酢のダイエット効果、健康効果をご存じでしょうか。

お酢には、中高年の方が気になる内臓脂肪の減少効果や女性に嬉しい美肌効果など、様々なメリットがあるのです。

本記事では管理栄養士が「お酢のダイエット効果や選び方、飲むタイミング」などを解説していきます。

注意!お酢を飲むだけでは痩せるワケではない

お酢を飲むと痩せる。お酢を飲むだけでダイエットできる!と聞いたことがありますか?

じつはそれには、正しい点と、間違っている点があります。

お酢がダイエットに向いている、痩せる効果がある、という点は正しいです。

ただ、体重の増減は摂取カロリーと消費カロリーのバランスに左右されます。

たとえば今の食事量、運動量のまま、お茶や水の代わりに甘い飲むお酢を1日に何杯も飲むと?痩せるどころか逆に太ってしまう可能性の方が高いです。

そのため、どんなお酢をどう飲めばダイエットに効果的なのか、一緒に見ていきましょう。

なぜお酢がダイエットにオススメなのか?3つのメリット

①脂肪燃焼

お酢には酢酸やクエン酸が豊富に含まれているため、口に入れるととても酸っぱいと感じます。

この酢酸やクエン酸が、脂肪が合成されるのを抑制し、同時に脂肪をエネルギーに変える働きを活性化してくれます。

脂肪がつきにくくなり、燃焼されやすくなるとは嬉しい効果です。

さらにお酢には脂肪燃焼を助けるアミノ酸も豊富に含まれています。

これらの効果を高めるために、運動の30分〜1時間前にお酢を飲んでおきましょう。

牛乳等には脂質や糖質も含まれるため、水割りまたは甘味のないソーダ割りがおすすめです。

②内臓脂肪の燃焼

毎日、15ml(大さじ1)のお酢を摂ることで、肥満気味の方の内臓脂肪が減少することが医学的に証明されています。

これは12週間連続してお酢を摂取するグループと、お酢を含まない飲料を摂取するグループとを比較して行われた検証結果です。

体重、腹囲、内臓脂肪面積、血中中性脂肪、BMIがいずれも減少しました。

ただ、摂取をやめた4週間後には数値が元に戻ったり、戻らないまでも増加している結果もあるため、お酢は飲み続けることが肝心であることが分かります。

お酢は飲むだけではなく、酢の物や煮込みなど料理に使うことでも効果があります。

継続して毎日お酢を摂るためには、飲むだけではなく料理からも効率的にお酢を摂取していきましょう。

③血糖値の上昇を防ぐ

お酢には血糖値の上昇を抑える働きもあります。

血糖値が急激に上がるとインスリンが分泌され、そのインスリンが脂肪の分解を妨げてしまいます。

つまり、血糖値が上昇しやすい食事は太りやすいのです。

ただ、お酢を食前に飲むことは避けてください。お酢は強い酸性のため、空腹時に飲むと胃が荒れてしまいます。

また、お酢には食欲増進効果もあるため、つい食べ過ぎてしまう、という逆効果にも注意しましょう。

最後に、原材料名をチェックし、血糖値を上げる果汁や果糖ブドウ糖液、はちみつ、砂糖が使われているお酢はなるべく避けることも大切です。

ダイエット効果を上げるお酢の選び方

米酢

お米由来のお酢で、和食では1番一般的なお酢です。

お米が持つ甘みやまろやかさが感じられます。

酢の物やお寿司の酢飯、ドレッシングなど、加熱しない調理法によく合います。

ただ、水や甘味のないソーダで割って飲むには飲みづらさがあるため、ラカントやアガペシロップといった血糖値に影響しない天然の甘味料を加えることをオススメします。

黒酢

黒酢にはお米由来と大麦由来のものがあります。お米由来でも、米酢が精米後の白米を使用するのに比べ、玄米が使用されています。

さらに、時間をかけて熟成させているため、黒酢特有の黒色となり、アミノ酸量も米酢に2倍以上と豊富です。

黒酢は煮込み料理に使いやすく、お肉の旨味を引き出してくれます。

黒酢の酢豚、手羽先の黒酢煮など、お馴染みの調理法がありますね。

米酢同様、そのままでは飲みづらいため甘味や果実酢をプラスするか、黒酢ドリンクとして市販されているものを使ってみてください。

果実酢

果物由来のお酢です。

JAS(日本農林規格)にて、「果実酢1L中に300g以上の果汁が使用されていること」が規定されています。

商品名で〇〇酢といかにも果実酢に見えて、じつは醸造酢に果汁を加えただけで厳密には果実酢ではないものも売られています。

必ず原材料表示を確認してください。

果実酢の特徴はその飲みやすさです。

フルーティーなため、水割り、ソーダ割りにしてそのまま飲むのに適しています。

他のお酢に比べアミノ酸は少ないのですが、原料の果物が持つビタミンやカリウム、ポリフェノールも同時に摂取することができるため、美容効果が高いという点が嬉しいですね。

穀物酢

小麦や米、とうもろこし、酒粕などをブレンドした穀物由来のお酢です。

他のお酢に比べ安価で、さっぱりとしています。

一般的にお酢と言えば、この穀物酢を指します。あらゆる料理に使え、万能です。

一方で、米酢や黒酢に比べると有機酸やアミノ酸含有量は少なく、果実酢が持つ美容効果も持ち合わせません。

あまりお金をかけず、ダイエットを始めてみたい方や、黒酢や果実酢と組み合わせて使用するのに良いでしょう。

お酢の栄養成分を解説

ここまで見てきた酢酸やクエン酸、アミノ酸といった成分以外にも、じつはお酢にはビタミンやミネラルといった栄養成分が含まれています。

お酢の種類によって含まれる栄養成分には違いがありますので、ここでは一般的なものをお伝えします。

栄養成分の観点からすると、1種類のお酢を飲み続けたり使い続けるよりも、いろいろなお酢を生活に取り入れることが効果的だと言えます。

お酢に含まれるビタミン

お酢には代謝を促進してくれるビタミンB1が含まれています。

糖質の燃焼を促し、集中力を高めてくれる効果があります。

また、酵素に近い働きをする補酵素の役割を担うビタミンB2も含みます。代謝の促進以外に、体内の活性酸素を除去してくれます。

お酢に含まれるミネラル

お酢にはじつは鉄分が含まれています。鉄分は女性が不足しがちな栄養素ですね。

赤血球に含まれるヘモグロビンの材料となるため、貧血の予防や代謝の向上の他、肝臓の解毒作用も高めてくれます。

また、カルシウムを含むことも特筆すべき点です。

骨や歯の主成分、リン酸化カルシウムの材料となる他、神経伝達の正常化にも影響、血液凝固やホルモンの分泌といった多用な働きをしてくれます。

ダイエットが加速する!実はお酢は寝る前に飲むのも効果的

お酢は胃腸の消化作用を助けてくれるため、消化機能が落ちる就寝時のタイミングで飲んでおくとダイエット効果が高まるとされています。

ただし、お酢は強酸性なため、お酢を飲んでそのまま寝たり、飲んですぐに歯磨きをすると歯のエナメル質に悪影響があると言われています。

エナメル質を守るためには、お酢を飲んだ後はすぐ水やお茶を飲む、歯磨きは30分以上経ってから、歯磨き剤は研磨低研磨性のフッ素入りを使用することが大切です。

また、お酢を含まて、寝る前の飲み物を意識するとダイエットに効果的です。以下の記事にて「寝る前の飲み物」についてご紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。

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お酢上手に活用してダイエットに役立てましょう!

ここまで読んでいただきありがとうございます。

いかがでしょうか?お酢のダイエット効果についてお分かりいただけましたでしょうか?

ポイントをまとめると、

  • お酢は痩せる効果があるものの、飲み過ぎには注意が必要
  • 1日の摂取目安は15ml~30ml(大さじ1~2)程度
  • まとめて飲むよりも、朝昼晩に分けたり食事からの摂取もオススメ
  • 運動の30分〜1時間前や、寝る前が効果的
  • 果汁や果糖ブドウ糖液、はちみつ、砂糖が使われていないか原材料をチェック

また最後に、内臓脂肪の燃焼に関する医学的な検証でもお伝えしたように、ダイエットの効果が出るには時間が必要です。

最低3ヶ月、続けてみてください。

当ジムでは、無理のないダイエットを専属のトレーナーがマンツーマンでサポート致します。リバウンドをせずに、健康的にダイエットしたい方は、是非無料カウンセリングにお問い合わせください。

この記事を書いた人

Zoe パーソナルトレーナー 知花 冴

管理栄養士として、年齢層の異なる様々なお客様のお食事サポートを経験。一人一人に合わせた無理のない食事制限方法の提案。趣味は映画鑑賞と料理

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