新橋・御成門 ゾーイパーソナルトレーニングジム

ダイエット 蒸留酒

【ダイエット中なら必見】蒸留酒って本当に太らないの?種類・カロリーの知識

ダイエット中でも、たまにはお酒が飲みたくなる時があるのではないでしょうか。

お酒を飲む際、出来ればカロリーや糖質などを気にせず飲みたいですよね。

そんな中で「蒸留酒は太りにくい」と聞いた事はありませんか。

なぜ蒸留酒は太りにくいのか、本当にふとらないのか気になりますよね。

そこで今回は、現役のパーソナルトレーナーがその理由と太りにくいお酒の飲み方についてご紹介します。

蒸留酒って何?

まず日本で販売されているアルコール飲料は大きく分けて「醸造酒」「蒸留酒」「混成酒」の3つになります。

原料を酵母によって発酵されたものが日本酒やビール、ワインなどの「醸造酒」ですが、この醸造酒を蒸留して作られたものが「蒸留酒」になります。

「混成酒」とは醸造酒と蒸留酒に果実や糖を加えたもので、梅酒やリキュール類が代表的なものになります。

蒸留酒は主に焼酎・ウォッカ・ブランデー・ウイスキーで、アルコール度数が高いお酒になります。

蒸留酒の種類・カロリーを徹底解説

蒸留酒の種類にはウイスキーやブランデー、ウォッカや本格焼酎・泡盛などがあります。

では、これらのお酒のカロリーを徹底比較してみましょう。

  • 焼酎甲類のカロリー

焼酎甲類はアルコール度数が25度であっても、100mlあたりのカロリーは約140kcalです。

レモンサワーのカロリーはおよそ170kcalほどです。

  • 本格焼酎・泡盛のカロリー

25度の本格焼酎・泡盛の場合、100mlのカロリーはおよそ140kcalです。

泡盛の面白い飲み方として「コーヒー割り」がありますが、こちらは1杯およそ86kcal、牛乳割りは約117kcalになります。

  • ブランデーのカロリー

40度のブランデーのカロリーは100mlでおよそ225kcalになります。

グラス1杯シングル30mlをオンザロックで飲んだ場合は、カロリーが約67kcalにダウンします。

オレンジを使用したホワイトキュラソーとレモンジュースを加えた「サイドカー」は1杯約160kcalになります。

  • ウォッカのカロリー

40度のウォッカは100mlあたり約225kcal。

ウォッカは様々なお酒に入っており、例えばジンジャーエールで割った「モスコミュール」はグラス1杯約160kcal

「スクリュードライバー」は101kcal、シングル30mlの「オンザロック」で飲む場合、カロリーは約67kcalになります。

  • ウイスキーのカロリー

40度のウイスキー100mlのカロリーはおよそ225kcalです。

ウイスキーを炭酸水で割ったハイボールになると、カロリーはグッとダウンし、グラス1杯分でカロリーはおよそ70kcalになります。

なお、筆者がダイエット中にオススメする蒸留酒はウイスキーで作るハイボールです。作り方などを工夫すればダイエットの影響を減らした上でお酒を楽しめるからです。以下の記事にて詳しく紹介していますので、是非ご覧ください。

併せて読みたい

 

ダイエット中にお酒を飲むなら蒸留酒!

ダイエット中、お酒を飲むなら蒸留酒がおすすめと言われていますが、それにはきちんとした理由があります。

蒸留酒をオススメする理由

蒸留酒に含まれるカロリーはほとんどがアルコール由来の物。

アルコールに含まれるカロリーは「エンプティ・カロリー」と呼ばれており、摂取しても脂肪や糖に転換されないという特徴があります。

そのため、蒸留酒に含まれるカロリーを摂取してもカクテルなどの甘いお酒よりも太りにくいと言われています。

本格焼酎や泡盛の原料は芋や米を使われており、この2つは主に主食として扱われるので、通常であれば糖質がたくさん含まれているので、その分カロリーも上乗せされてしまいます。

しかし蒸留酒というのは、蒸留する過程においてこれらの糖質が除かれます。

プリン体も含まれていないことから、ダイエット中だけではなく健康に気を使っている人にも美味しく楽しく飲むことが出来るのではないでしょうか。

蒸留酒が太らないというのが嘘と言われる理由

「蒸留酒が太らないのは嘘でしょ??」

そんな声もネットを見るとちらほら。

そうなんです。蒸留酒であっても摂りすぎれば太ります。

実際、エンプティカロリーと呼ばれるアルコールも1g当たり7.1kcalのエネルギーがあります。

エンプティカロリーは問題ないといった情報も出回っていますが、身体にとってはエネルギー源の一つになり体重を増やしてしまう可能性も。

先ほど蒸留酒をオススメした理由としても、糖質分のカロリーが含まれていないため、他のお酒に比べて太りにくいというメリットから。

食事、飲み物を口にして体内に入れる以上、身体は何かしらの反応を起こすということは抑えておきましょう。

ダイエット中に避けたいお酒はなに?

ダイエット中避けたいお酒は、ビール・白ワイン・梅酒。マッコリ・日本酒・カシスオレンジです。

ビールは糖質がたくさん含まれ、アルコール度数も低いことからつい沢山飲んでしまう可能性が高いお酒です。

炭酸が食欲を増進してしまうので、ついビールと一緒に揚げ物を食べたくなってしまうので、ダイエット中にビールは向いていません。

白ワインもビールと同様で糖度が高いお酒になるのでダイエットはおすすめ出来ません。

ただどうしても飲みたいなという時は、ワイン2~3杯までなら大丈夫です。

また白ワインよりも赤ワインの方がポリフェノールがたくさん含まれているので、白よりも赤ワインの方が体にはいいです。

ただ、体に良くてもやはり糖分は高いので、飲み過ぎには注意をしましょう。

梅酒は製造過程で氷砂糖をたくさん使っており、ストレートで飲むとかなり糖分の過剰摂取になります。

マッコリも乳酸菌が含まれており体にいいイメージはありますが、それよりも糖質の方がたくさん含まれています。

日本酒の原料は米であり、日本酒をたくさん飲むという事は白飯を食べているのと同じような状態なのでカロリーも糖分も摂り過ぎになります。

カシスオレンジは、カシスリキュールにオレンジジュースを混ぜて作るカクテルなのですが、カシスリキュールには糖分がたくさん含まれています。

そこへ更にオレンジジュースで糖分を追加するので、かなり糖度の高い飲み物になってしまいます。

「糖質ゼロ」表示のお酒なら飲んでも大丈夫?

糖質ゼロと書いてあると、何杯飲んでも太らないと思う人もいるかと思いますが、実はここには大きな落とし穴があります。

飲料100mlに対して糖類や糖質が2.5g未満なら「オフ」

0.5g未満なら「ゼロ」と表記していいと定められています。

つまり、ゼロの飲み物をたくさん飲めば飲むほど糖質をたくさん摂取することには変わりはないので、糖類ゼロと書いてあっても飲みすぎには注意をしましょう。

【必見】太りにくいお酒の飲み方5選

ダイエット中でもお酒を美味しく楽しく飲みたいですよね。

ダイエット中の方でも、ちょっと飲み方を工夫するだけで太りにくくお酒を楽しむことが出来ます。

太りにくいお酒の飲み方は次の5つになります。

1.お湯割りで飲む

お酒をお湯で割ると体が温まり代謝がスムーズになるので、冷たくして飲むよりは温かくして飲む方が◎。

また、温かいものと冷たいものでは、温かい物の方が飲むペースが遅いので飲みすぎ防止になります。

2.お酒と一緒に水も飲む

摂取したアルコールを分解するには、たくさんの水を必要とします。

更にお酒には利尿作用があり、体からどんどん水分を出してしまうので体は脱水症状になってしまいます。

それを防ぐ上でもお水を一緒に飲むことをお勧めします。

3.おつまみはタンパク質や食物繊維をたくさん摂取

お酒を飲む際、どうしてもおつまみも食べたくなるかと思いますが、ここで糖質の高いスナックや揚げ物を食べるとお酒のカロリーよりもおつまみのカロリーの方が高くなり、逆に太ってしまいます。

野菜スティックや枝豆、ごぼうの漬物や生春巻きなどがおすすめです。

4.おさしみはつまも食べる

まぐろのお刺身はカロリーも低く糖質も低いのでおつまみにはぴったりです。

お刺身にはつまが付いていますが、食物繊維も豊富なので出来ればつまも全部食べた方がいいでしょう。

5.飲む前に乳製品を摂る

乳製品を摂取することでお腹が張り、アルコールの吸収がされにくくなります。

牛乳でもいいのですが、タンパク質が豊富な無糖ヨーグルトはおすすめです。

ダイエット中は蒸留酒を飲んで瘦せましょう!

お酒にはカロリーや糖質をたくさん含んでおり、たくさん飲んでしまうとカロリーの摂り過ぎになってしまいます。

ここに糖質や脂質の高いおつまみを一緒に摂取してしまうと、体に脂肪が蓄積し、肥満の原因になってしまう事も。

またダイエット中だからといって何もかも我慢するのはかえってストレスが溜まり、暴飲暴食に走ってしまう可能性も高くなります。

お酒は工夫次第でカロリーを抑えて美味しく楽しく飲むことが出来ます。ポイントを意識し、飲み方を工夫して楽しく飲みましょう。

本メディアを運営している「ゾーイパーソナルトレーニングジム」では、無理のないダイエットを専属のトレーナーがマンツーマンでサポート致します。

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この記事を書いた人

Zoe パーソナルトレーナー 知花 和輝

某大手パーソナルジムにてトレーナー、マネージャーを経験。カウンセリングやセッション500人以上のお客様のダイエット・ボディメイクを並走。趣味は筋トレと読書。体に関する悩みを解決するための情報を中心に発信します。

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