ダイエットには「水分補給」が欠かせないことをご存じでしょうか。
近年、ダイエット中に効率よく水分を飲むと「より早く」そして「健康的」に減量できることが様々な研究で明らかになってきました。
ダイエット中に水分をしっかり飲むメリットとして
- カロリー抑える
- 消費カロリーが上がる
などが挙げられます。
本記事では「なぜダイエット中に水分補給が必要なのか?」といった疑問を解消。
そして、飲むタイミング、飲む量、注意点などを現役のパーソナルトレーナーが紹介します。
是非、参考にしてダイエットを加速させてくださいね。
目次
なぜダイエットには水が必要なの?
ヒトの身体の約60%(血液、リンパ液など)は水分で構成されています。
そして1日に排出される水の量はおよそ「1.5ℓ~2.5ℓ(性別、体系などにより異なる)」そもそもの排出量がこれだけあるため、水分補給をしなければ「老廃物の排出、体温調節、栄養素の運搬」ができません。
健康的な状態でダイエットを進めるためにも適切な水分補給は必要なのです。
続いて「ダイエット」を加速させる水分のメリットをご紹介します。
コチラを読んで、読者の皆様の日常生活で「水」の補給が増えれば幸いです。
①代謝の向上
水を飲むと代謝が向上してダイエットの結果が加速します。
水を飲むことで代謝が上がる理屈は「体内」に入った水を活用できる温度に温めエネルギーを消費するのです。
血液が温かいのはそのためです。
これを「水分誘発性熱産生」と呼びます。
とある研究によると「500mlの水を飲むと代謝率が30%増加」「1日あたり2リットルの水を飲むと、エネルギー消費量が約400kcal増加した」といった結果もでています。
②食欲を抑えて摂取カロリーが減る
水を飲むと摂取カロリーが抑えられます。
したがって食事の摂取カロリーコントロールが可能になります。
水を飲むことで胃のスぺースを埋めて満腹感を脳に送れます。
そのため水は食欲を抑える働きがあるのです。
また、水を食事の前に飲むと、早食いの防止ができ、血糖値の上昇も緩やかに。
ある研究では、食前の水分が食事摂取量を13%も低下させる結果や。
中高年を対象にしたグループ研究においては、体重減少が非水群よりも水群で約2 kg大きく出た結果もあります。
③便通を良くする
便秘によくあるのが便が固く腸内でスムーズに動けないケースです。
これには水分補給が効果的です。
便の80%は水分と言われ、便が柔らかくなり便通解消。ダイエットを加速させます。
ダイエット中、排便が滞ると、うまく体重減少が出来ない場合もありますので、水分補給は欠かさずにしたいですね。
ダイエット中の効果的な水を飲む量
ではダイエット中、どの程度の水を飲めばいいのでしょうか。
「体重×40ml」飲めるとダイエットに効果的です。
例:体重70キロの男性×40ml=2,800ml
しかし、普段から水を飲んでいない人からすると「そんなに飲めない。。。」といったこともあると思います。
そこで1日2リットルから目指して、飲み慣れてきたら規定量を飲める様に調整できると望ましいです。
水を十分に飲んでいるかはどう判断したらいい?
水を十分飲めているサインとして以下があります。
- 基本的にのどが乾かない
- 尿の色が無色or淡黄色であること
例えば、よく水分を飲んでるけど、のどが渇くときがある場合、水を追加して飲んだ方がいいサインです。
体に必要な水分量を把握するために参考にしてみてください。
【口コミ】水を飲むことによる見た目の変化
ゾーイパーソナルトレーニングジムに通われている会員様より「水を飲みだしてからの変化」に関するご意見をご紹介します。
- むくみが取れて顔がスッキリした
- 水を飲むようになってから下腹部が凹んだ
- 見た目の変化はもちろんですが、目覚めがよくなった
などのご意見がありました。
定期的な運動に加えて、習慣的な水分の摂取は水代謝を促進させて、身体の見た目をスッキリさせる効果があります。
代謝も上がって、見た目もスッキリする水を飲まない手はありません。
ダイエット中におすすめの水を飲むタイミング
1日の中で8回に分けて飲むことがオススメです。
こうした明確な目標はチャレンジしやすく合理的な目標になります。
主に以下のタイミングで水を飲むことがオススメです。
- 起床後
- 朝食前
- 昼食前
- 夕食前
- 運動前後
- 入浴前後
- お手洗い後
- 就寝前
特に起床後は脱水状態にある場合が多く、必ず補給したいタイミングです。
また、就寝前の水分補給をこだわるとダイエットに好影響を及ぼします。
以下の記事では「寝る前にオススメの飲み物」を紹介しています。是非参考にしてみてください。
ダイエット中水を飲むときは「自発的脱水症」に注意
「自発的脱水症」とは運動時や夏の炎天下など「大量の汗」をかいた時に水分だけを飲むと、血液の「ナトリウム(塩分)」が低下して、尿が多くなったり、水分を飲む意欲が低下します。
結果、運動前の体液量に戻すことができなくなり、脱水症状や熱中症の原因になってしまうのです。
ダイエット中、運動を頑張る方やサウナに行かれる方も多くいると思いますが、相当な発汗があった場合は「水」のみならず「経口補水液」や「イオン飲料」もオススメです。
ただ、水分の大量に飲めばいいというワケではなく、環境や体調に合わせて適切な量を飲むことが大切です。
ダイエット中は正しく水分補給をして減量を加速させよう!
本記事のおさらいをしていきましょう。
なぜ?ダイエット中に水分補給が必要かと言うと
- 代謝の向上
- 食欲を抑えて摂取カロリーが減る
- 便通を良くする
ことができるため、あなたのダイエット目標を早める手助けになるからです。
しかし、飲む量やタイミングなどはライフスタイルなどの個人差があります。
パーソナルジムであれば、自身の水分の適量や補給を忘れないためのアドバイスなど、ダイエットを何から始めたらいいのか迷う心配がありません。
プロのトレーナーに1から聞いて正しくやりたいとお感じの方はパーソナルジムの活用もオススメです。
当ジムでは、無理のないダイエットを専属のトレーナーがマンツーマンでサポート致します。リバウンドをせずに、健康的にダイエットしたい方は、是非無料カウンセリングにお問い合わせください。
この記事を書いた人
Zoe パーソナルトレーナー 知花 和輝 某大手パーソナルジムにてトレーナー、マネージャーを経験。カウンセリングやセッション500人以上のお客様のダイエット・ボディメイクを並走。趣味は筋トレと読書。体に関する悩みを解決するための情報を中心に発信します。 |
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