私は、踊ることが、大好きで、若い頃から、民舞をつづけてきました。
ところが、70歳をすぎたころから、足が上がらなくなったり、腰が落ちなくなったりして、自分の思うような生き生きとした表現ができなくなってきました。
80歳までは、踊り続けたいという願いをもって、パーソナルトレーナーの門を、叩きました。
トレーナーさんに、実際の踊っている動画を、みていただきました。
こういう踊りを踊れる体にするには、まず足腰を鍛えるスクワット。重心をしっかりとりバランス感覚を鍛えるために、体幹を鍛えるプランク。上体を大きく動かして踊ることができる背筋、胸筋。とわかりやすく、身体中の筋肉をトレーニングしていく道筋を示していただけました。
まず、負担なく踊れる体重に落とし、健康的に維持していくための食事指導に毎食毎食の注意をくばっていただきました。
栄養の知識にも、目から鱗の新知識がありました。人間の筋肉は、30歳を境に毎年1%ずつ、落ちていく、と知識としては、知ってはいました。
筋トレを始めたときが、73歳でしたから、43%は、落ちていると覚悟はしていましたが、実際には、自分が想像していた以上に筋肉は落ちていました。
あのときに思いきって始めていなければ、いまごろは、膝が痛い、腰が痛い、脊柱が曲がったなどとなって、歩けない人生になっていたかもしれません。
始めた頃は、あまりに筋肉がなくて、動かす筋肉の場所も自覚できず、「ここですよ」とタッピングしていただき、そこに感覚を集中させて筋トレをつづけてきました。
だんだん眠っていた筋肉が、目覚めはじめてくると、筋トレが楽しくなってきました。
踊りのパフォーマンスも上がってきました。
これから、まだまだ、80歳をこえても、パーソナルトレーナーさんには、ぴったりと寄り添っていただきながら、こつこつと筋トレをつづけ、生涯現役で楽しく踊っていきたいです。
終わりはないです。